経営改革とゴルフ
短期的な戦略・戦術策定にあたっては、リソースは制約されると他のページで書きましたが、中長期的なターム(3カ月後、6ヶ月後、1年後)で検討する場合は、それらの制約そのものを取り除くことも考えなければなりません。経営でいう改革/イノベーションです。
何を改革するか
改革/イノベーションに取り組むにあたっては、何を改革するか、どのように改革を実現するかを決定する必要がありますが、それにあたっては以下のマトリックスで優先順位付けすると良いでしょう。
スコアへの効果 | |||
大 | 小 | ||
難 易 度 |
小 | A | C |
大 | B | D |
A: 少ない努力で大きくスコアを改善できる | |
B: 努力が必要であるが大きくスコアは改善できる | |
C: スコアの改善効果は小さいが努力も少なくて済む | |
D: 努力が必要であるがスコア改善効果は小さい |
例えば、以下のようになります。
A: ランニングアプローチの精度を上げる
B: 1.5メートル以内のパットは90%以上入れる
C: ロブショットをマスターする
D: ドライバーの飛距離を伸ばす
どう改革するか
ゴルフでのイノベーションの方法として視点は2つあります。
1. スキルを上げる
2. 道具を変える
ここで道具で解決できる事柄は道具で解決する方が、改革をスピードアップできます。
・ ショートウッドやユーティリティを使う
・ 飛ぶクラブやボールを使う
スコアを利益、道具をIT、設備、アウトソーシング等に読み替えるとそのまま経営改革に使えるのではないでしょうか。
だからこそ、ゴルフでの失敗は経営の教訓にできるのです。
また、戦略論やマネジメント論を学ぶための良き教材になるのです。